会長あいさつ

会長あいさつ

私たちの山重校区は、国道269号線が地区中央を通り、農林畜産の盛んな畑地帯で、都城市や鹿屋市へのアクセスなど地理的優位性を有しており、今後も地域の発展の可能性があります。

しかし、少子高齢化や人口減少、地域の関係性の希薄化、自治会の世帯数の減少などにより、これまでの活動が難しくなっている現状があり、生活環境、地域防災・防犯、教育、地域福祉、スポーツ・文化、経済振興など様々な課題を抱えており、今後はこれらの地域課題に、地域が一体となり主体的に取り組んでいかなければなりません。

そのような中、志布志市では、新たな組織として、「地域コミュニティ協議会」を立ち上げ、「共生・協働によるまちづくり」の取組みを推進しており、それを受けて、山重校区でも、住民意識アンケート・自治会長ヒアリング、自治会長研修会等を開催し、今後の地域づくりの姿を検証してきました。

その結果、高齢化の進展や単独の自治会での活動が難しくなっている現状などの地域課題の解決のためには、地域で活動している様々な団体や学校が協力し合える組織、「地域コミュニティ協議会」への移行が有効であるという結論となりました。

具体的な組織化に向け、令和3年11月6日に21名の地域代表者による「山重コミュニティ協議会設立準備委員会」を設置し、公民館の役員やPTA、ふるさとづくり委員会など様々な団体の代表者が参画し、将来のまちづくりについて話し合い、今後、全体で地域づくりを取り組んでいくための協議を行いました。

そして、今回、組織体制案、規約案、まちづくり計画案、予算案を作り上げ、本日ここに本協議会設立の運びとなりました。

これまでの山重校区公民館、ふるさとづくり委員会、校区社会福祉協議会などを中心に熱心に取り組んできた歴史ある地域活動を継承しながら、オール山重で地域づくりに取組み、新たな将来像として「みんながいきいき元気な山重」を目指して、ここに『山重校区コミュニティ協議会』を設立するものです。

令和4年4月16日

山重校区コミュニティ協議会設立準備委員会
委員長  篠 原 治 之